カラーコーディネーターとは
色彩感覚を活かし、快適な空間をコーディネートするのがカラーコーディネーターです。
人間は視界から得られる情報をもっとも重要視する傾向があります。とくに色彩は第一印象に大きな影響をもたらすもの。色彩が心理面にもたらす効果が注目されているように、色彩のコーディネートひとつによって心地よさや楽しさを空間に演出することができます。
店舗や施設、あるいはネット上のホームページなど。自然と人が訪れるような空間を作る。そんな優れた技能が求められているのです。
そんな色彩に関するノウハウを高度に身につけていることを証明してくれる資格がカラーコーディネーターです。
顧客のニーズに答え、さまざまな色の組み合わせ、使い方を駆使して理想的な空間をコーディネートするのが主な役割となります。
需要の高まりとともに高まっていることから、就職・転職にも役立つシーンも増えています。ファッション関連はもちろん、企業のイメージ戦略、商品開発、あるいは店舗、施設の計画へのアドバイス、建築・インテリア関連へのアドバイスなど。ジャンルも多岐にわたっています。
このカラーコーディネーターの試験は東京商工会議所が主催しているもので、3級~1級までの3種類があります。
もっとも高度な知識が求められる1級の資格を取得すれば今後のキャリアに大きく役立てることが期待できます。
華やかな色彩に溢れている現代社会。だからこそ人をひきつける優れた色彩感覚が重要になります。カラーコーディネーターの役割は今後さらに広く、重要になってことでしょう。注目の資格といえそうです。
カラーコーディネーターの試験内容
東京商工会議所の主催で実施されているカラーコーディネーターの試験。この資格は3級から1級までの3種類があります。
3級の試験ではマークシート方式で行われ、2時間の制限時間で解答することになっています。合否は100点満点中70点。合格すると「アシスタント・カラーコーディネーター」の称号を得ることができます。
2級の試験も形式は同様で、より高度な知識と応用力が問われます。合格した場合には「2級カラーコーディネーター」の称号を得ることができます。
そして最後の1級ではマークシートに加え、論述問題も出題されます。
制限時間は2時間30分。3級、2級と同様100点満点中70点で合格となります。
また1級の場合、あらかじめ3つの分野からひとつの分野を選択して受験することになります。
3つの分野とは、
「ファッション色彩」
「商品色彩」
「環境色彩」
となっており、合格した場合には「1級カラーコーディネーター」の後に選択した分野がつけられた称号を得ることができます。
このように、最後の1級は自らが目指す分野に絞って受験する必要があります。
それだけ専門的な知識と応用力が問われるということになります。なお、試験を受ける順序はとくに定められておらず、いきなり1級を受けたり、同じ日に二つの級を受けることも可能となっています。
合格率は3級が60%程度、2級が30~40%程度。一級はファッション色彩、商品色彩が20%程度なのに対し環境色彩は10%程度と低い数字となっています。
最後の1級はなかなか狭い門となっていますが、それだけ価値ある資格ともいえそうです。
カラーコーディネーターの勉強法
カラーコーディネーターの資格を目指す人も増えているようです。受験者数も毎回増加の傾向が見られており、関心の高さがうかがわれます。
そんなカラーコーディネーターの試験に合格するための勉強法にはどのようなものがあるのでしょうか。色彩というある意味感覚的な面を問われる試験であるため、勉強方法がなかなか難しいと感じる人も多いと思います。
まだ一般には広く知られていない印象もあるカラーコーディネーター試験ですが、講座を開設している専門学校やカルチャースクールなども増えています。講師から直接学ぶことができるため、もっとも効果的な勉強方法ともいえます。
講座に通学する時間がない人、近くにスクールがない場合などは通信講座を利用する方法もあります。おそらくもっとも手軽で利用しやすい方法でしょう。料金も手ごろですし、試験のノウハウなども学ぶことができます。通信講座を取り扱っている大手業者では多くがカラーコーディネーターを取り扱っているので、事前に比較してみるといいでしょう。
それから独学という方法もあります。
参考書や過去問なども数多く出版されているため、これらで勉強することも十分可能です。モチベーションを保つのが難しい、合格するための知識がちゃんと身についているのか実感できないといった問題点もありますが、向上心があり仕事をしながら勉強する人などには適している方法でしょう。
一般的にカラーコーディネーターは3級の試験は簡単でそれほど苦労しませんが、2級になると急に難しくなり、勉強方法の再検討が必要になると言われます。生活環境や費用の問題なども踏まえつつ、理想的な勉強方法を見出すことが大事になってくるでしょう。